記 者:環境部隊がハバロフスク郊外に上陸しました。 日本の武蔵野市から来た9人のボランティアが、ハバロフスクの学生ともに極東の森林の復活を行っています。 一日のみでチョウセンゴヨウの1000本の苗木を植栽しました。
(サクラサクラの歌を合唱する)
作業を始めるに当たって歌を歌うのはロシアの習慣ですが、今回は、日本の歌を歌います。
武蔵野市民とハバロフスク市役所が13年前に友好の森における毎年の植林作業協定書を締結してから初めて、今年は日本のボランティアが来られない恐れがありました。
日本で起こった大変な地震のため、普段は30人ほどが来るボランティアが、今回はヘフツィル地区に9人で植林を行います。
イワノワ国際交流局長:『日本のメンバーから話がありましたが、今回の震災でロシアがもっとも大切な支援を与え、災難が起こった地域ではロシアの救援隊がどこよりも早く、また長く救援活動を行いましたので、そのお礼もこめて植林プログラムを中止せずに、継続を願って実施することになったそうです。』
記 者:誇りある日本人は、どうしても植林を継続したいと思ったのです。 苗木代は、日本の緑の募金が負担しました。旅費はボランティアの負担です。
根来美和子さんが80歳なのに、こちらに来たのは休暇のためではありません。
(80歳でロシアに来て木を植えるのは大変ではありませんか?)
根来さん:『それは、人によって違うでしょう。私は、喜んでこんなに面白くて大切な仕事に励みます。年齢は邪魔になりません。この森林がいかに成長するかは私は見られないとしても、それは日露友好の強化への私の貢献になります。』
(今回は、どのような方々が参加していますか?)
安藤理事長:『今回は植林とともに、太平洋大学で環境セミナーを実施しましたので、それに参加した学者の方々もいます。グループのメンバーは、ハバロフスクの郊外に木を植えるために自費で参加してくださった方々です。』
記 者:ロシアの森の作り方は、日本の学者は参考書だけで分かっていますが、実際はそれほど簡単なことではありません。ですから将来林学者になる学生が応援に来ました。過去の10年で、日本のボランティアは、ほぼ3万本の植林をしました。
シェロガエフ営林署長:『成熟したチョウセンゴヨウは、1ヘクタール当たり200本あれば十分で、チョウセンゴヨウの林ができます。
今回は、1000本を植えます。
記 者:つまり、5箇所の林が出来るという意味ですか。
シェロガエフ営林署長:『はい、その通りです。』
記 者:本江一郎教授は世界でも有名な生物学者で、現在ボルネオ大学の教授ですが、毎年ハバロフスクにいらっしゃいます。今回は植栽の新しい技術を持ってきました。教授の考えによれば、チョウセンゴヨウは、このような製紙製ポットを使って植えます。そのさい、金属のシャベルを使わない方がいいとのことです。
太平洋大学のヴィヴォドツェフ博士は日本のノウハウを試みるために実験場所を与える用意を示しました。
ヴィヴォドツェフ先生:『我々は、実験のために15個とコントロールのための15個を用意します。
新しい方法がどんな結果を発揮するか、比較するつもりです。』
八月には日本から児童の代表団がハバロフスクに来ることになっています。
若い環境学者は、伝統に従い友好の森で木を植える予定です。