日本のボランティアがハバロフスクの学生とともに4000本以上の木を植える予定です。本日、むさしの・多摩・ハバロフスク協会の会員たちは極東の都であるハバロフスクの景色を50本のカラマツによって飾りました。
異常低温や雪で来客を迎えた厳しい五月でさえも、今回の環境ミッションを挫折させることはできませんでした。16歳の佐藤巧さんは、極東の都を訪れた14人のボランティアの中で一番若いです。佐藤さんがハバロフスクへ植樹に来たのは2回目です。佐藤さん:『高校を卒業するにあたり、植林をテーマに卒業論文を書くつもりです。そのためにこの実体験を役立てたいと思います。』
ハバロフスクの公園の一つをもっときれいにするのを手伝ってくれたのは大学の学生です。植林の前にその大学では日本のボランティアも参加した環境セミナーが行われました。このような交流のおかげで環境問題に関するお互いの経験の交換が可能になります。
ロシアの学生:『日本では森林不足のために森林資源を合理的に使うことを学んできました。これに対してロシアでは森林不足を知らずにきて、上手に取り扱うことができないため、日本人から様々なことを学べばいいと思います。』
ハバロフスク地方における伐採や火災によって絶滅した森林の復活プログラムの枠内で、すでに17回(年)の植林が行われました。日本のボランティアはナナイ区ではチョウセンゴヨウの3000本の苗木を植えました。また1000本の若木をラゾ区で植える予定です。
安藤理事長:『現在環境問題は日本ばかりでなく世界の国々でも注目されています。我々は日本だけでなく、他のところの健全な環境をも願っています。またハバロフスクとの今までの豊かな関係を維持し、このすばらしい伝統を発展させていきたいと思います。』
5月10日まで続く訪問の間、むさしの・多摩・ハバロフスク協会の会員たちはナナイ区やラゾ区で合計4000本の苗木を植える予定です。過去の4年で極東地域では植林の面積が4ヘクタール増えました。(通訳:ウラジミル・オルロフ)