なぜ、モンゴルか

現在残念ながら、これまで実施してきたロシアにおける活動は国際情勢により実施できない状況です。
そんな時に、モンゴル国のフレルスフ大統領が国連総会で「気候変動、砂漠化防止対策に最適な方法は植林である」と強調し<10億本の全国植樹運動>を開始し、現地の環境団体が協力して貰える団体を探しているという声が届きました。
モンゴルはロシアの隣国で、ハバロフスクにおいてモンゴルの方々と市制記念行事等で交流を行ったこともあります。
また、一時的ではありますが、モンゴル国を流れるヘルレン川は降水量の多い年には湖の北岸から水があふれて草原を30キロメートルほど流れ、アルグン川へと合流することがあるそうです。アルグン川は中露国境を流れ、シルカ川と合流してアムール河を形成します。
ヘルレン川 – Wikipedia
アムール河はオホーツク海に流れこみますが、近年の研究では、日本の北の海から三陸沖までの恵み(栄養分)はアムール河の影響を受けているということです。
環境セミナー – NPO法人 むさしの・多摩・ハバロフスク協会 (mtxa.org)
そんなご縁もあり、モンゴルにおいての植林活動を行うことを決めました。
またウランバートルは、ハバロフスクと同様にシベリア抑留者が強制労働を強いられた土地であり、祈念植樹を行う意義があると確信しました。
2024年5月にウランバートルにて試験的に植林ボランティアツアーを行い、現地のパートナー団体(オイスカモンゴル)も見つかりました。

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